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炭酸が電離して生じた炭酸水素イオンは水のない条件下 で，強熱するとイオン間で脱水がおこり炭酸イオンと二酸 化炭素になり，炭酸イオンはさらに強熱すると二酸化炭素 と酸化物イオンに分解する。 2hco 3－→co 2＋co 32－＋h 2o （16） co 32－→co 2＋o 炭酸水素イオンとは 炭酸水素イオンは、温泉成分や掃除などにも使われる 重曹の水溶液とよく似た構造を持つミネラル です。 この炭酸水素イオンは、高い 抗酸化作用 を持つ成分で体にさまざまな影響を与えます。 それでは、どのような反応によって炭酸水素イオンという物質ができるカルボン酸 (pK a ＝ 3 ～ 5) は、炭酸 (pK a ＝ 64) より強い酸なので、炭酸塩や炭酸水素塩の水溶液にカルボン酸を加えると、弱酸の二酸化炭素 CO 2 が遊離します。例えば、酢酸 CH 3 COOH は炭酸水素ナトリウム NaHCO 3 と、次のように反応します。 アルカリ金属 1族 の単体 化合物の性質や製法 化学のグルメ 炭酸水素ナトリウム イオン化